【初心者向け】新卒採用の始め方|担当者が知るべき4つのステップと流れ

転職

初めて新卒採用を担当する方にとって、何から手をつけるべきか分からないのは当然です。

新卒採用の成功は、行き当たりばったりではなく、年間を通した戦略的な採用計画を立てることで決まります。

この記事では、初めての方でも安心して進められるよう、採用計画から内定後のフォローまで、具体的な4つのステップを、やるべきことや流れに沿って詳しく解説します。

採用担当になったけど、まず何から始めればいいんだろう…

まずは採用活動の全体像と具体的な流れを掴むことから始めましょう

新卒採用の成功を左右する計画的な進め方

新卒採用を成功させるためには、行き当たりばったりの活動ではなく、年間を通した戦略的な採用計画を立てることが何よりも重要です。

なぜなら、近年の就職活動市場は変化が激しく、計画なしでは優秀な学生との出会いの機会を逃してしまうからです。

計画的な採用活動は、採用の早期化に対応し、コストの無駄を省き、自社の魅力を最大限に伝えるための道しるべとなります。

優秀な人材と出会うための早期化への対応

採用活動の早期化とは、学生の就職活動や企業の採用選考が、従来のスケジュールよりも早い時期から始まる傾向を指します。

実際に、学生は大学3年生の夏に参加するインターンシップをきっかけに企業研究を本格化させ、翌年の春には内定を得るケースも少なくありません。

株式会社ディスコの調査によると、2025年卒の学生の6月末時点での内定率は81.9%に達しており、早期から行動を起こさなければ優秀な人材はすでに入社先を決めてしまっている状況です。

周りの企業はもう動き出しているのに、うちの会社は大丈夫かな…

早期化に対応したスケジュールを組むことで、優秀な学生と早期に接触できますよ

他の企業に先んじて学生と接点を持つために、サマーインターンシップの企画や、採用サイトの早期オープンといった行動を計画に盛り込むことが成功への第一歩です。

採用コストの無駄を防ぐミスマッチの防止

採用ミスマッチとは、企業と学生の間で仕事内容や働き方、社風などに対する認識にズレが生じている状態を意味します。

このミスマッチは、内定辞退や早期離職の主な原因となり、それまで投じてきた時間と費用を無駄にしてしまいます。

厚生労働省の調査では、新規大卒就職者の約3割が3年以内に離職しており、この問題を解決することは採用活動における重要な課題です。

採用計画の段階からミスマッチ防止を意識し、自社の等身大の姿を伝えることで、入社後の活躍が期待できる人材の採用につながり、結果として採用コストの削減が実現します。

母集団形成を有利にする採用ブランディングの構築

採用ブランディングとは、「この会社で働きたい」と学生に思ってもらうための魅力づくりと、その魅力を一貫して発信し続ける活動を指します。

企業の知名度や規模に関わらず、自社の独自の魅力を定義し、それを学生に的確に伝えることができれば、自社に合った人材からの応募、つまり母集団形成を有利に進めることが可能です。

例えば、SNSを活用して若手社員が生き生きと働く様子を発信したり、会社のウェブサイトで独自の福利厚生制度を紹介したりすることも、有効な採用ブランディング活動といえます。

うちみたいな知名度のない会社に応募してくれる学生はいるんだろうか…

会社の独自の魅力を一貫して発信し続けることで、共感する学生が集まります

どのようなメッセージを、どの媒体を使って、どのタイミングで発信するのかを採用計画に盛り込むことで、計画的に企業のファンを増やし、安定した母集団形成を実現します。

担当者が知るべき新卒採用の4ステップ

新卒採用を成功させるためには、場当たり的な対応ではなく、年間を通した計画的な進行が不可欠です。

特に、採用活動全体の流れを4つのステップに分解して理解することが、初めての担当者にとって成功への近道となります。

ここからは、各ステップで「いつ」「何を」すべきかを解説します。

ステップ1 採用計画の立案

採用計画とは、採用活動全体の設計図となるものです。

誰を、いつまでに、何人、どのように採用するのかを具体的に定めることで、活動の軸がぶれなくなります。

一般的に、採用活動を始める半年前の、前年度4月〜8月頃には計画を固め始めます。

この段階での準備が、後々の母集団形成や選考の成果に直結します。

採用計画って、具体的に何を決めればいいの?

採用目標・スケジュール・予算・募集要項の4つを決めましょう

ここで立てた計画が、今後の採用活動すべての土台となります。

時間をかけて慎重に検討を進めましょう。

ステップ2 母集団形成

母集団形成とは、自社に興味を持ってくれる学生の集団を作ることを指します。

この母集団の質と量が、採用成功の可能性を大きく左右します。

近年の就活の早期化に伴い、前年度の夏に行われるインターンシップから、実質的な母集団形成は始まっています。

選考が本格化するまでの間に、どれだけ多くの学生と接点を持てるかが鍵です。

学生って、どうやって集めたらいいんだろう…

求人サイトや説明会など、複数の採用手法を組み合わせるのが効果的です

自社の規模や予算、求める人物像に合わせてこれらの採用手法を組み合わせ、効率的に学生へアプローチすることが大切です。

ステップ3 選考

選考は、集まった学生の中から自社に合う人材を見極めるプロセスです。

同時に、学生に自社を選んでもらうための相互理解の場であるという意識を持つことが重要になります。

経団連の指針では広報活動が3月1日からとされており、エントリーシートの受付や会社説明会はこの時期から本格化します。

面接で学生の何を見れば、ミスマッチを防げるのかな?

スキルだけでなく、企業文化との相性や将来のポテンシャルを見極めましょう

オンライン面接なども活用しつつ、学生一人ひとりと真摯に向き合う姿勢が、入社後のミスマッチを防ぎます。

ステップ4 内定と入社準備

内定を出した後も採用活動は終わりません。

入社まで学生の意欲を維持し、内定辞退を防ぐためのフォローが欠かせないステップです。

6月1日から本格的な内定が出始めますが、ここから入社までの期間が重要です。

内定者の不安を取り除き、安心して入社日を迎えられるよう働きかけましょう。

せっかく内定を出したのに、辞退されたらどうしよう…

丁寧な内定者フォローが、入社への安心感とモチベーションに繋がります

この最後のステップまで丁寧に対応することで、採用した人材が気持ちよく社会人生活をスタートできます。

20代のポテンシャル採用ならツナグバの活用

新卒採用を進める中で、自社に合う人材との出会いに課題を感じることも少なくありません。

特に20代のポテンシャル採用を目指すなら、専門的な知見を持つ人材紹介サービスの活用が成功への近道です

ここでは、20代のキャリア支援に特化した「ツナグバ」が、どのように貴社の採用活動をサポートできるのかをご紹介します。

ツナグバを活用することで、採用工数を削減しながら、自社の未来を担う優秀な20代の人材と効率的に出会えます。

求職者に寄り添う徹底したキャリアサポート

キャリアサポートとは、単に求人を紹介するだけでなく、求職者一人ひとりのキャリアプランに深く寄り添い、長期的な視点で成長を支援することです。

ツナグバでは、求職者との面談を平均10回以上も実施します。

この丁寧な対話を通して、将来のキャリア設計や志望業界の絞り込み、その人に本当に合った仕事の提案を行います。

自社だけで学生のポテンシャルを見抜くのは難しい…

専門のキャリアアドバイザーが深く対話した人材なら安心です

企業側としても、キャリアアドバイザーが深く理解した上で紹介してくれるため、学生の価値観やポテンシャルを正確に把握でき、ミスマッチのない採用が実現します。

履歴書改善から面接対策までの包括的なサポート

ツナグバが提供するサポートは、キャリア相談だけにとどまりません。

選考プロセス全体を網羅する実践的な対策を通じて、求職者の魅力を最大限に引き出します。

具体的には、エントリーシートや履歴書の改善支援から、企業の採用担当者の視点を取り入れた模擬面接まで、内定獲得に必要なスキルを一つひとつ丁寧に指導します。

このような手厚いサポートを受けた学生は、自信を持って選考に臨めるため、企業は学生本来の姿を見極めやすくなります。

企業と学生の最適な出会いを創出する人材紹介

ツナグバ人材紹介は、「可能性をつなぐ」というミッションのもと、企業と学生双方にとって最良のマッチングを追求します。

事前に企業の事業内容や社風、求める人物像を深くヒアリングします。

その上で、キャリア面談で適性を見極めた学生のみを紹介するため、非常に高い精度でのマッチングが可能です。

たくさんの応募者と会っても、なかなか採用したい人に出会えない…

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採用工数を大幅に削減できるだけでなく、入社後の活躍が期待できる、まさに「宝物」のような人材との出会いが生まれます。

よくある質問(FAQ)

Q
初めての新卒採用で、採用コストはどれくらい見ておけば良いですか?
A

新卒一人あたりの採用コストは、企業の規模や採用手法によりますが、全国平均で約100万円が目安です。

主な内訳は、新卒採用サイトへの掲載料、合同説明会への出展料、人材紹介サービスへの成功報酬、パンフレットなどの採用ツールの制作費になります。

まずは自社の採用計画に基づいて必要な費用を算出し、予算を確保しましょう。

Q
オンライン面接を導入したいのですが、対面との違いや注意点はありますか?
A

オンライン面接は場所を選ばず遠方の学生とも接点を持てる利点があります。

注意点として、通信環境による中断リスクや、対面に比べて学生の雰囲気や人柄が掴みにくい点が挙げられます。

アイスブレイクの時間を長めに取ったり、表情が分かりやすいように照明を工夫したりするなど、学生がリラックスして話せる環境づくりが大切です。

Q
効果的な内定辞退 対策として、選考段階からできることはありますか?
A

はい、選考段階からの丁寧なコミュニケーションが有効な内定辞退 対策になります。

面接のフィードバックを伝えたり、次の選考までの間に若手社員との面談を設定したりすると、学生の入社意欲を高められます。

会社の良い面だけでなく、課題も正直に伝えることも、入社後のミスマッチを防ぎ、結果的に採用ブランディングの強化につながります。

Q
人材紹介と採用代行の違いは何ですか?どちらを選ぶべきでしょうか。
A

人材紹介は、自社の要件に合う学生を紹介してもらうサービスです。

一方、採用代行は、募集要項の作成や応募者対応など、採用業務の一部または全部を外部に委託するサービスを指します。

自社に合う人材との出会いを増やしたい場合は人材紹介、採用担当者の人手が足りない場合は採用代行がそれぞれ適しています。

Q
学生の自己分析や業界研究の深さを、面接で見極めるにはどうすれば良いですか?
A

「なぜ同業他社ではなく当社なのですか?」という質問が有効です。

この質問に対する回答の具体性で、業界研究の深さが分かります。

また、「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」という質問を深掘りし、その経験から何を学び、どう自社で活かしたいかを語れるかで、自己分析の質を判断できます。

面接 対策として準備された回答だけでなく、その背景にある考え方を引き出すことが重要になります。

Q
中小企業でもインターンシップは実施した方が良いのでしょうか?
A

はい、実施することをおすすめします。

インターンシップは、早期から学生と接点を持ち、自社の魅力を深く理解してもらう絶好の機会です。

特に知名度で大手企業に劣る場合、仕事の面白さや社風を直接体験してもらうことは、効果的な母集団形成につながります。

1日から参加できる短期プログラムでも十分に効果は期待できます。

まとめ

この記事では、初めて新卒採用を担当する方へ、採用活動の全体像と具体的な流れを4つのステップで解説しました。

成功のためには、行き当たりばったりではなく、戦略的な採用計画を立てることが何よりも重要です。

まずはこの記事で紹介した最初のステップである「採用計画の立案」から始めてみましょう。

求める人物像や採用スケジュールを明確にすれば、自信を持って採用活動を進められます。